1992年に出版され反響を呼んだ『親が悪い!』(福永法源 著)を、もう一度現代に伝えたいというご要望をもとに、原版にほぼ忠実に復刻。
年々深刻化してきた親子関係の問題。「関係が希薄」「過干渉」「抑圧的」など様々な要因が挙げられるも、そのいずれもが根本的な原因とはなりえず、これという対処策もないまま社会問題化しています。
親子のひずみは、いったいどこからくるのか。「子どもは親の背中を見て育つ」というように、子どもは親の生きざまをなぞって生きていく以上、子どもに発生する問題のすべては親が原因をつくっています。
はたして親は、どのように生きるべきか。親として失格しないための、家族崩壊をもたらさないための処方せんをここに。