第3救済 慈喜徳会では、釈迦・キリスト・空海だけでなく、最澄・親鸞・道元・日蓮・良寛など高僧たちの名が出てきますが、どういう関わりがあるのでしょうか。各宗派のよい教えを取り入れているのですか。
昭和55年1月6日の法源誕生の瞬間、法源師の眼前に釈迦、キリストについで多くの高僧の御姿も現れました。
のちに三法行が誕生した時の天声で「親鸞・道元・日蓮が救われた」と示され、三法行の誕生によって身密(道元)・口密(日蓮)・意密(親鸞)の三密が一つにまとまり、三法行の法唱(口密)・法筆(意密)・法座(身密)となって、求道では得られなかった真のよろこびが三法行で刻まれていき、本来の三密が実践できることになったとの旨が示されたのです。
そして今では空海・最澄・親鸞・道元・日蓮など天界に位置している生命体が三法行を繰り返していると告げられています。
求道、いわゆる首から上(思考や頭の世界)で答えを求め続けるだけでは「よろこびの表現体」には永遠に成れず、衆生救済は決して成し遂げられません。ゆえに、天の救済では立法以来、天声・天意に沿った行を行っており、後にも先にも諸宗派の教えを取り入れることはありません。
真理を求め続けたかつての高僧らのたゆまぬ御尽力は、のちの最後の救済者誕生を示唆するものであり、それは同時に、天の示す救済原理にたどりつく貴重な道程でもあったのです。