私は、今から17年前に、生まれ育ってきた山形県で大自然の法則と出会い、頭を取らせていただきました。
きっかけは、幼なじみの友人が頭を取って驚くほど変わった姿を見たことでした。友人が勧めるままに、私は法則に沿った道を歩んできました。
父の死後、苦労の生活が
私は中学1年のときに父が病気で突然他界してしまい、母は女手ひとつで私たち姉妹を高校まで出してくれました。母は仕事、家事、地域の役員や家計の切り盛りと全てをこなし、本当に大変そうでした。
そんな母の姿を見て、私は早く高校を卒業して家計をもっと安定させ、母を楽にさせてあげたいと思うようになりました。
母は女一人の収入では限界があったのか、また姉が嫁いだこともあり、親戚や知人から借金をしてしまっていたのです。毎月の返済日が近づくにつれ、母は精神的に病んでしまい食事も喉を通らないほど悩んでいました。私も母がかわいそうでつらかったです。
けれど、私が働くようになっても、生活はなぜか楽になりませんでした。
さらに私は良からぬ出会いも重なって、なぜ、いろんなことでこんなに苦しまなければならないのか?とぼうぜん自失の状態にいました。
頭を取って、苦を払拭でき
大自然の法則に出会ったのは、こんなときでした。私は神や仏を超えた何か大いなる存在が手を差し伸べてくれたのだと思いました。
頭を取った後は、全ての悩みには自分に原因があり、また自分で解決する力が備わっていることにも気付きました。借金も自分で作った以上自分で返せる力があることを知り、全て前向きに進み始めることができました。
頭を取ってから1年後、母も頭を取り、それまでの苦を完全に払拭できたよろこびいっぱいの姿になりました。実は、母はそれまで、亡き父も熱心に行っていた、とある宗教のしがらみの中にいたのですが、天声による救済は宗教とは違う何かがあることにも気付いたようです。
私は、本当の徳積みの凄さやよろこびを母と一緒に味わえるようになり、嫁いだ姉、姉の子までもが自然の法則に沿って頭を取ることができました。
赤い糸の出会い後、借金も消え
私は、母とともに、日々プラスの観(おも)いを刻む三法行(さんぽうぎょう)を一緒に行い、法則に沿った生活を楽しく繰り返している中で、赤い糸の出会いがあり、幸せな結婚ができました。
その後、気が付くと、いつの間にか家がらみであった以前の借金もなくなっていたのです。
今は母とは離れて暮らしていますが、母は地域の方と一緒に、人のため、ご先祖様のために日々を過ごせることに感謝しているそうです。
また、母の言葉から、私は若くして亡くなった父と、今はすっかり気持ちが通じ合っていると感じたことがあります。
こうした父と母の間に誕生することができ、法則に沿って歩めることに感謝せずにはおれません。
また、遠くに暮らす母と姉をいつも気遣ってくれる主人にも感謝の気持ちでいっぱいです。