以前の私は、自分の性格や容姿に自信がなくて、悩んでいました。人からどう見られ、どう思われているかがとても気になり、若く見られたら見られたで「子どもっぽいかなぁ、幼稚かなぁ」と悩みました。
お金はいつも物に変わって
自分では「友だちがいない」と思っていました。自分は相手のことを友だちだと思っても、「相手からすれば、私は友だちというほどの仲ではないと思われているのでは……」といちいち気にしていました。
婦人服の販売という仕事を長くしていましたが、自分の部屋は手持ちの洋服でごった返していました。健康には恵まれてご飯もおいしく、仕事も気に入っていましたが、好きな人ができても片思いばかりでうまくいかないことの連続でした。お金はいつも物に変わっていきました。
自分のことであまり悩まないように
そんなとき、自然の法則と本当の出会い、「赤い糸」のことを書いてある本に巡り会い、問題の原因となる「頭」を取り、三法行(さんぽうぎょう)を始めました。
三法行を繰り返すようになると、まず、若く見られたときに、素直に「うれしい」と思えるようになりました。次に、必要なものとそうでないものの区別ができるようになり、部屋に場所を占めていた洋服はどんどん処分したくなりました。自分のことではあまり悩まなくなりました。容姿にこだわらなくなったせいか、当時の友だちからは「あまりオシャレじゃなくなった」と言われるまでになっていました。
自分が好きになり、天職に就けて
次第に、「本当の自分らしさ」というものを考え、それがわかるようになっていきました。お金についても、物を買うよりも、交際に充てる方が増えました。振り返ると、三法行の繰り返しとともに、年々自分のことがますます好きになってきていて、現在では「今の自分が一番好きだ」と思うことができます。
自信がついたからでしょう、今年私はついに、自分の中にあるもの全てを生かすことのできる天職に就くことができました。
こんな自分に出会わせてくれた三法行をこれからもずっと続けていきたいと思っています。