マイナスの波動が嫌で仕事を転々
―― どんな子どもさんでしたか?
■ 母の後ろに隠れているような、人見知りの激しい子どもでした。
―― 小学生になっても……?
■ はい。中学校に行くようになって人前に出るようになりました。
―― スポーツは何かされたのですか?
■ 中学生のときにバスケットボールのクラブに入りましたが長続きせず、3ヶ月くらいで止めてしまいました。高校生のときもバレーボール部に入りましたが、やっぱり3ヶ月くらいで止めました(笑)。両方とも止めた後は帰宅部で、気の会う友達と遊んでいました(笑)。
―― 高校を卒業して就職されたのですか?
■ そうですね。アルバイトをしたり、契約社員でいろいろな仕事をしたりしました。
―― 現在は?
■ 仕事が決まり、朝7時から皆で三法行を行うあさなる会と夜7時からのあさなる会にも、仕事で参加できないとき以外はいつも参加しています。
天の行事があるときには、充実していて、とてもぜいたくな気持ちになります。毎日あさなる会館で三法行などを繰り返しているうちに、「波動」が分かるようになってきました。自然の法則に出会うまで、マイナスの波動(空気)が嫌で仕事を転々としていたのではないかと思うようになりました。
―― そのように感じられる出来事が?
■ 職場でその場にいない人の悪口を聞いたときに、私もいないときに悪口を言われているんだろうなと感じたことがありました。無意識にそういったマイナスのエネルギーの中にいるのが嫌で、仕事を辞めていたのかと思いました。
出会いが変わり、よく笑うように
―― それから自然の法則と出会われた?
■ 弟が先に出会って、弟が母を出会わせてくれていました。その母が法筆帳(ほうひつちょう)を手渡してくれて、「これ、いいから書いてごらん」と言ったので、薄く書かれている上をなぞるだけだし、字の練習にもなると思い、書き始めました。
―― 法筆をして、何か感じましたか?
■ 書いている手が痛かったのですが、休み休みやるのは嫌で、1枚書き上げるまで途中で止めないというおもいがわいてきて、法徳30日の三法行帳2冊終わるまでその状態が続きました。
―― やらずにおれず、繰り返しをされたのですね。2冊法筆を終えていかがでしたか?
■ 法筆を始める前の自分は、引きこもりに近い状態で、友達が呼びに来るとようやく出かけるくらいでした。法筆を始めてからは、徐々にですが、生活が改善されてきました。法徳30日の三法行帳が終わってからは、30日三法行帳を法筆していました。
―― 順調に進んでこられたのですね。その後、正式に三法行をやられるように?
■ 流れのままに三法行帳を手にしていったときに、「天行力(てんぎょうりき)手帳を持ったほうがいい」という話を聞いたので、天行力手帳と百日三法行帳を持ちました。
―― とてもスムーズだったのですね。天行力手帳を手にされて、いかがでしたか?
■ 自分に必要ない人が寄り付かなくなりました。だから天行力手帳を身につけておく大切さが良く分かりました(笑)。このときの生活はまだ夜型でしたが、夜遊びの友達が転勤したり、結婚したり、引越ししたりしたので、自然に交流がなくなっていきました。
―― 出会いが変わったのですね。印象に残っている行事は何かございますか?
■ 参加させていただくもの全て楽しいです。最近はよろこび家族の和の集いの準備も手伝わせていただくようになりました。特にと言えば地球法浄祭で、みんなで歩くのが楽しいです。
―― その後、昔の友達に会われましたか?
■ この間、久し振りに会った友人には、笑ってばかりでおかしいと言われました。母と弟には、以前はぜんぜん笑わなかったと言われました(笑)。また三法行をやっている皆さんには、「表情が明るくなったね」「よく笑うようになったね」、そして「後ろ向きな言葉が出てこなくなったね」とも言われるようになりました。
―― 今、拝見している笑顔からは想像できないですね。昨年10月には、琵琶湖湖畔で行われる行事に参加されましたね。
■ 母と弟に「暇だから行ってきなさい」と言われ、しぶしぶ参加しましたが、凄いことが行われているんだということを肌で実感できました。また、33回の法唱(ほうしょう)も良い体験でした。
―― 良かったですね。三法行帳を納めさせていただいたことは?
■ 舞台に上がって、三法行帳を納めさせていただいたときに、何か温かいものを感じました。琵琶湖から帰ってきてからは、行く前よりも「やらせていただこう」というおもいが強くなりました。楽しく繰り返しやらせていただいています。
滝のようなエネルギーを感じた超天行力天授大祭
―― すばらしくプラスの観(おも)いになってきているんですね。超天行力天授大祭はいかがでしたか?
■ 大祭には、弟と一緒に参加させていただきました。凄いエネルギーをいただきました。会場の入り口から体がホカホカ温かい感じがして、会場の椅子に座ったらその温かさがさらに増して、本番では滝に打たれているような感じがして、水圧で手が上がらない感覚になりました。
―― 凄いですね。沖縄に帰ってきてから何か変化はありましたか?
■ 超天行力で洗い流されたので、体が軽くなりました。今は、大祭のときよりも天行力を感じるようになり、沖縄あさなる会館のエネルギーが増しているのが分かるので、いろいろな方を呼びたいと思いました。
―― 正しい繰り返しはすごい力になりますね。沖縄あさなる会館が開設されるまでは?
■ 近所の方と三法行をやっていましたが、このころから徐々にですが、生活のパターンが変わってきました。
―― 沖縄あさなる会館が開設されたときに劇的に生活に変化が起きたと。
■ あさなる会館ができたので、「そこで毎日三法行を行ってみよう」と思い、1日も欠かさず繰り返しています。最近は、皆さんが来る前に、掃除をしてお香をたいているので、「あさなる会館を整えてくれてありがとう」と言われるようになり、今ではあさなる会などの司会をやらせていただいています。
―― お手本者として歩んでいますね。昔から掃除好きでしたか?
■ そんなことはないですね(笑)。あさなる会館ができてからです。あさなる会館に来られた方が「ここは癒やされるね」「ありがとうね」と言われます。掃除をすると空気がスーッと変わります。家でやるあさなる会と、あさなる会館でやるあさなる会とでは全然違います。
―― あさなる会館はすばらしいのですね。今後の目標をお願いします。
■ 進めるだけ進んでいきたいので、次は頭を取るステップを踏みたいと思います。できることは一つひとつ行っていき、弟に足りないところは自分がカバーして、私に足りないところは弟がカバーしてくれるので、兄弟や家族でこのまま前進していきたいと思います。地元の方ほか全国の皆さんに感謝しています。
―― ありがとうございました。