宇宙の創造主である「天」、お父様・お母様との出会いにより、私はこの世にオギャーと生まれてきました。
この世に生まれる直前は、お母さんのおなかの中にいました。そのときに私の心臓を動かし始めてくれたのは、自分も、お母様もお父様もわかりません。何年何月何日何時何秒かわかりませんが、体の中で動き始めた時点から84年間一度も休むことなく、現在も続いて動かしてくれている事実は、「天」の支配することではないでしょうか。
ただただ感謝、感動、よろこびいっぱいです。一瞬たりともこの気持ちを忘れられないことではないかと感じ、このよろこびをもらったままではいけない、恩返ししなければ、と感じます。これは、三法行の繰り返しの結果、深く感じられるようになったことではないかと思うばかりです。
私は、2011年12月の超天行力天授大祭に初参加して以来のうれしい出会いの数々を思い起こさずにはおれません。そのよろこびとは、繰り返し毎日やっている三法行との出会いに由縁するものと深く感じます。
この繰り返しのすばらしさ――1巻1巻の積み重ね――ただただ「願わず・求めず・頼らず」の法則に沿って、わき出てくるよろこびに導かれてくるすばらしさは言葉に尽くせません。無限なるよろこびに通じることではないでしょうか。
三法行に出会ったとき、私の年齢は83歳でした。それまでの私の生きざまは、社会のしがらみ、またまた過去・現在・未来に振り回されながらの3界の世界に流転する現実の姿そのままを受けながら、常に不安の中で、日々マイナスの観(おも)いを繰り返しの生活だったのではないかと今は思われます。
自然の法則との出会い、すなわち天との出会い、また、三法行との出会いは、奇跡以上のこの上ない出会いではないかとあふれるよろこびいっぱいであります。
これからの人生は、天の救済を通じて、大自然の法則に沿った毎日を送る中で、法則を皆さんに伝えて人の役に立ち、人生の使命を果たしていくのみです。
また、三法行のただただ繰り返し実践の行は、願わずして実証されてくるこのよろこびは、ほかではまねのできないことではないでしょうか。私は、残されている時間いっぱい、心臓が止まるまで天の救済とともに歩み進んでいきたいと思っています。