なぜ病気が治らないのか
福永法源 著
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本書は環境配慮型を重視し、かつ天の法則を永世に残していくプロジェクトの一環としてデジタル出版(電子版、ペーパーバック版)から開始されました。
この地上から病気がなくならないという事実。
原因がわからない病気が増えているという事実。
これをなんとかしなければ。
これほど医療技術が進歩したにもかかわらず、この地上から病気がなくならないという事実、原因がわからない病気が増えているという事実は、なんとかしなければならない。
現代では、病気になるのはあたりまえという風潮さえ見受けられる。わずかでも調子が悪かったらすぐ病院へ行きたがる、というのは人間をますます弱くしている要因ではないか。
この書が、病気を気にしている人はもちろん、現在医療に携わっている方々に対しても現状を打破するために、なんらかの示唆を与えうるものになるはず。
同著者により1994年に出版された同タイトルを、もう一度そのままの内容で現代に伝えてほしいというご要望をもとに、原版にほぼ忠実に復刻。
病気は気づきのチャンス。自分に与えられた新しい出発点
■□病気は生き方へのシグナル□■
病気とはシグナルであり、どこか間違っているという警鐘である。その警鐘を警鐘と察知することなく、自分を脅かすものとして意識して苦に病む。うち勝とうと闘って、かえって身体に「無意識」に病気を鮮明に焼きつけ、悪化させてはまた苦に病むという堂々めぐり。それが〝病人〟になるということだ。現在の医学の姿勢が病人を増加させるとは、そういう意味である。
■□健康に気遣えば気遣うほど……□■
「健康でありたい」と願えば願うほど、健康に気を遣えば遣うほど、自分の健康にとってプラスかマイナスかという尺度でしか、ものごとをとらえられなくなる。その結果、いちばん大切ないまを生きているよろこびを感じなくなってしまうのである。
■□もっと健康だったら……は違う□■
他人と比較して「もっと健康だったらなんでもできるのに」と言う。しかし、いまのままでも、その気になりさえすればなんでもできる。「もっとお金があればなんでも買える」とも言う。しかし、買えなくても生きるのに不自由はしない。「もっと学歴があれば……」とも言うが、学歴だけで渡れる世の中ではない。
それよりも何よりも「なんだか楽しくてしかたがない」と観(おも)える人間になったほうが、どんなに幸せなことか。金持ちであろうと、地位があろうと、ものが豊かであろうと、本人がよろこべていないのならば、それらはまったく無価値である。また、いまをよろこびのうちに生きることができずして、どうして心豊かに死を迎えることができるであろう。
◆◇本書の目次◇◆
序章 なぜ病院に頼るのか
難病など存在していいのか
がんを消す力はだれでも持っている
どんな病気も恐れることはない
病気の本質は肉眼では見えない部分にある
生きざま修正の医学が必要だ
第1章 もう病院にはまかせられない
◇現代医療信仰の危険性
白いブラックボックス
頻発する医療過誤
医療はもはや商行為
医者を選ぶのも寿命のうち
医者は病人を診ていない
◇検査・検診を盲信してはいけない
人間の身体は検査値などにおきかえられない
検査値を信じて落とし穴に落ちたGさん
危険と隣あわせの最先端医療
病院は人間を疎外する雰囲気を持っている
◇病院はほんとうに必要か
第2章 現代医学はどこがおかしいのか
◇医者は左脳の肥大した理屈人間
医者の使命感をなくす左脳教育の弊害
治療を機械の部品交換と同列にしてしまった部分主義
全体を診ず部分だけを診る医者は修理屋と同じ
治療の後遺症でボロボロになった身体だけが残る
◇患部を切りとっても治ったことにはならない
病気を治す力は本来、人間には備わっている
波動の狂いが病気の直接原因
目に見えないものを観よ
◇脳死は人の死か
心臓が動いているうちは生きている
脳死から生き返る
◇臓器移植しても根本的な解決にはならない
自然の法則を無視した臓器移植
人間に不治の病など存在しない
第3章 病気の根本原因はあなたにある
◇病気への不安が病気をつくる
小手先の対症療法は人間を破壊する
病気からくるストレスで病人になる
病気の根元は一つ
◇人間は、もともと健康そのもの
プラスの観いが行動に弾みをつける
観いが定まって、いまは感謝の日々
定期検診が病気をつくる
◇病は観いから
自分自身の生きざまが病気をつくる
観いの定め方しだいで病気はよくも悪くもなる
頭は思いこみの名人
がんは人命にとって救世主
自分がなるべき姿
第4章 難病でも克服できる
◇生きざまを正し病の根本を絶つ
◇こうして難病を克服した
◇内臓がほとんどなくても太ってくる
すい炎で内臓をほとんど摘出
実妹の子宮筋腫が消えた
お人好しで責任感の強さが災いとなる
◇白血病が完治した
白血病が消えた
夫婦の不仲が血液を濁す
血のつながりは「生きざま」の継承
病気が治癒する決め手は何か
病気を苦にしない自分になる
生きてよし、死してよし
第5章 病苦を超える法則の力
◇だれにでもある病気を治す力
自然治癒力とは何か
あなたの内にある生命活力の正体
「天行力」は生命を生み出した原初のエネルギー
天行力は自然治癒力を増大させる
◇天行力の実証
天行力でさまざまな反応が出る
人々の身体を天行力で確かめる
成人病の元凶「肥満」にも変化をもたらす!?
天行力は人のために使ってこそ生きてくる
天行力をつねに受けるための手帳
夜寝るときにどんな観いを刻んでいるか
第6章 病気は最高に生きるための出発点
◇この世に生まれてきたほんとうの意味
生命について
人生とは針の一点である
◇人生80年をまっとうするということ
「あたりまえ」を生きる
もがいて苦しんで死んではならない
◇病気は大自然からの贈り物だと心得る
懸命に生きていても苦を刻めばがんになる
がんが再発するのはなぜか
「病む」ということ