私は1970年、双子姉妹の姉として東京都に生まれました。私が1歳にもならないときに、母は父と離婚していました。母は、女手一つで双子姉妹を育てるために朝から晩まで働き詰めで、私はとても寂しい思いをしました。
バリバリ仕事をしても、満ち足りず
苦楽を共にできる妹がいたのですが、私は「どうして貧しい家に生まれてきたんだろう。大きくなったらお金持ちになって幸せになりたい」と思ったものです。
私は高校卒業後、大手化粧品メーカーに入社し、バリバリ仕事をこなしました。5年後にはチーフになったのですが、本当に自分のやりたいと思っていたこととは違う感じがしてなりませんでした。自己啓発の本を読んだり、瞑想をしたりしたのですが、道は見いだせません。
パチンコで全財産の15万円を失い
「自分の夢は何だろう」と考えあぐねた入社6年目の春、私は思い切って退社しました。その後、私はアルバイト先でギャンブルの好きな男性と交際するようになりました。一緒に遊ぶうち、私はパチンコで全財産の15万円を失い、「明日からどうやって生活しよう」とわれに返りました。
自然の法則に出会い、「頭」を取って
彼の家で目に飛び込んだのが、お金に関する自然の法則の本でした。「巨額のお金を貯めることができずして、何が人間か」といったタイトルにひかれて読み始めたのですが、読みながら、自然の法則が細胞にしみ込みました。
お金も物も人も引き寄せるためには、法則に沿った自分になること。他の法源法主さまの本も手にして読み、問題の原因を解決するため、「頭」を取るプログラムに参加しました。
自信に満ち、自分自身を好きに
頭が取れた私は、それまでと違い、自信に満ち、人が大好きで、自分でも驚いたほどです。自分自身が好きになれました。一番の変化はあまり笑わなかった自分が「笑顔が良いね」「いつもさわやか」と言われるようになったことです。思わず席を譲り、自然と人に手を貸せるようにもなっていました。
私の変わった姿を見て、彼や高校の親友も頭を取り、よろこびに目覚めました。
おもうがまま自由自在を体感
その後、私は、24時間365日、自然の法則に沿って歩める念願の過程を多くの仲間とともに歩みました。
厳しいときもありましたが、不思議と自然体でいられ、人間の本体である観(おも)いが具現化する「観自在(かんじざい)」の世界を体感でき、その後の財産となりました。
それからしばらくの間、私は多くの皆さんが訪れる熱海イーセイヤーズホテルで多くの方と一緒に、おもてなしやさまざまなお世話をさせていただける機会を得ました。
赤い糸夫婦で上昇気流に乗り
私は縁あって結婚し、子どもにも恵まれ、主人と共に三法行(さんぽうぎょう)を繰り返しながら人生を仕上げに向かっていける真の赤い糸夫婦として歩み始めました。
同じ方向に向かって、二人三脚で進んでいけるよろこびは、この上ないものです。地に足着いた毎日で、仕事でも生活でも答えが出、上昇気流に乗ったようです。
周囲に三法行を実践する人が
そんな私たち夫婦の姿を見て、周囲には、あなたのようになりたい、あなたのやっていることなら私もやりたいと、三法行を実践する人が出てきました。一人でやるよりも二人で、二人よりも大勢でやればやるほど、大自然の大きなエネルギーを吸収でき、よろこびを増幅させることができるのが、三法行です。
天職にたどり着いて
そうした過程を経て、今や私は、地上全ての方々がよろこびに目覚め、人生仕上げに向かっていくお世話ができる、天職の道を歩ませていただけることになりました。これからも多くの皆さんが、かけがえのない人生を満ち足りたおもいで送っていただけるように、私の体験をお伝えしていきたいと思っています。