公開後より多数のアクセスを頂いている動画「空海物語」。
没後1200年のときを経てなお人々の心を引きつけてやまない空海上人が「ほんとうに伝えたかったこと」。それは「天声」によって明かされました。
「密教」とは
真言宗の宗祖、弘法大師(空海)が伝えてきたのは、密教の教えです。
「顕教」(密教以外の仏教)では、悟りに到達するまでに何代にも渡って生まれ変わり、気の遠くなるような時間を要するとしているのに対して、「密教」では、今ある肉身のままで直ちに悟りに至ることができるとしています。
「即身成仏」とは
弘法大師(空海)は、全ての人間がもともと仏と同じように、悟りの境地に達する資質を内に秘めており、修行によって本来の姿にたち返るなら、肉身のまま即時に成仏することができると説いています。これが真言密教の「即身成仏」説です。
大日如来の教え
「密教」は、法身すなわち普遍的な真理である法を、そのまま人格化した大日如来の直接の説法であるとしたところにあります。
つまり、弘法大師(空海)は、釈尊の教えを超え、釈尊の悟りを成り立たせる真理そのものを仏(法身)として、教えの主体にしました。
「三密」とは
真言密教の修行を「三密」といい、修行が目指すものを「加持」といいます。
「三密」とは、自らの身体、言葉、心という三つのはたらきを、仏様の三密に合致させ、大日如来と一体になることであり、手は仏の象徴である印を結び(身密)、口に仏の言葉である真言を唱え(口密)、心を仏の境地に置くこと(意密)によって、仏と一体になる努力をしていくことをいいます。
この修行によって授かる功徳の力と、大日如来の加護の力(加持力)が同時にはたらいて互いに応じ合う時、即身成仏が可能になると説いています。
(上記の引用元…高野山真言宗 那須波切不動尊 金乗院「弘法大師の教え」より)
空海の伝えた「三密」が「願わず」「求めず」「頼らず」 大自然の法則を体現できる として実を結ぶ!
1995年3月21日、「天声」によって空海上人の生命体が天の救済に加わり、その記念として「あさなる天行力三法行」が示されました。
そして現在、慈喜徳が加わり、まさに空海上人の衆生救済の観いが三法行によって成就されるときが来ました。
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