『人間のしくみ』『幸せのしくみ』『生と死のしくみ』の「しくみシリーズ」、そしてその集大成である『大自然の法則で人生大逆転』を著した著者が、2014年に刊行した『釈迦が説きたかったのは般若心経ではなく般若天行だった』の改定版としてこのたび『釈迦の救済は般若心経ではじまり、今、般若天行で完結する』を出版。
「般若心経」が2500年を経て「般若天行」としてよみがえったこと、そしてその実践を通じてよろこびの人生を送り、生死を超越して人間完成する方法について説き明かしています。
『釈迦の救済は般若心経ではじまり、今、般若天行で完結する』頒布サイト
今をどう生きたらいいのか、今のこの苦しみをどう取り除いたらいいのか。
そうした悩みや問いに般若心経はいつの時代も答えてきました。
苦悩のあまり暗闇の中をさまよい歩いている人の足元を照らし、正しい道を教え諭す役割を、
般若心経はつねに果たしてきたといえるでしょう。
自分の生きている意味を知りたい、生きている間に何をすればいいのかを知りたい。
そうした思いから、般若心経に答えを求めている人が多くいます。仏教という一宗教の枠を超え、人生の指南の書として、
般若心経はもてはやされています。
政財界の著名人の多くが、般若心経を座右の書として掲げるのは、
そんなところに理由があるといえるのでしょう。私は、般若心経について調べるうちに、
釈迦が残した諸々の仏典の中で、たった276文字しかないこの経文に、
なぜ日本人は関心をもち、どの仏典よりも大切に扱ってきたのだろうかという疑問をもちました。
釈迦の入滅後、2500年の間に、釈迦が伝えたことが思想化してしまって、
〝行〟から大きくずれてしまい、
知識でとらえて、自分の救いばかりが先行し、
人がよろこんでくれたときの真のよろこびを失ってしまっています。本書では、釈迦が伝えたかった「般若心経」が
2500年を経て「般若天行」としてよみがえったこと、
そしてその実践を通じて、よろこびの人生を送り、
生死を超越して人間完成する(天上界へ行く)人生80年についてお伝えします。(「はじめに」より)
『釈迦の救済は般若心経ではじまり、今、般若天行で完結する』頒布サイト
著者プロフィール:
【木村 正次郎】1950年1月、大阪府堺市に生まれる。京都大学工学部修士課程を卒業後、大手化学メーカーに勤務。34歳で公認会計士試験に合格後、監査法人に16年間勤務。阪神淡路大震災に遭遇したことをきっかけに監査法人を退職、2007年より2013年まで人類救済活動団体の代表を務める。著書に『頭を取るしかない』(2010年2月発行)、『悩み苦しみがあるほど幸せになれる』(2013年6月発行)がある。近著に『人間のしくみ』、『幸せのしくみ』、『生と死のしくみ』、『大自然の法則で人生大逆転』がある。