親が悪い!
子どもの問題はすべて親が原因
福永法源 著
本書は外部サイトからお求めになれます。
本書は環境配慮型を重視し、かつ天の法則を永世に残していくプロジェクトの一環としてデジタル出版(電子版、ペーパーバック版)から開始されました。
子どもに顔を見せるな、背中を見せよ
心にダイヤモンドをもつ子どもを
いきいき育てる
理想の親子を築く法
親子はともに、家族の一員として多くのことをお互いに学ばされている。そこに家族として出会った意味があり、役割がある。
「子どもは親の背中を見て育つ」というように、子どもは親の生きざまをなぞって生きていく以上、子どもに発生する問題のすべては親が原因をつくっている。
こんな時代に生きる親は、いまこそどのように生きるべきか。親として失格しないための、家族崩壊をもたらさないための処方せんをここに。
同著者により1992年に出版された同タイトルを、もう一度そのままの内容で現代に伝えてほしいというご要望をもとに、原版にほぼ忠実に復刻。
■□「なぜ、こんなことに!?」は誰にも起こりうる□■
愛しあった男女が結婚し、やがて可愛い子どもが生まれる。母親はもちろん、父親もそれこそ目の中に入れても痛くないほどに可愛がる。そして母親はさまざまな悩みを抱えながらも必死で子どもを育て、父親もまた家族のため、子どものためと懸命に働き続ける。子どもだって、ついこの間まではすくすく育ってきた。
それなのに、ある日突然、親には思い当たる節がなくとも登校拒否を始める子ども、ついこの間まで甘えていたはずなのに、まるで人が変わったように母親に暴力をふるう息子、非行に走る娘、そして……。
「なぜ、こんなことに!?」
そんなことが、いつ、降りかかるかわからない。
■□高いところに自分を置くな□■
まだ年端もいかない幼児がいるとして、その子がなにか悪いことをし、叱ってやらなくてはいけないとき、立ったまま叱りつけている親がいるが、これはとんでもないことである。子どもにとって、それは押さえつけでしかない。
犬や猫などの動物でさえ、高いところから手や棒を差しのべれば反撃してくるが、目の高さにしゃがんで手を差しのべれば決して噛みついたりはしないもの。
親はたいていの場合、新たに生まれてきた命が成長し、一人前になるまでは、自分が世話をし、また教育もしなくてはならないと考えているものである。そうではあるのだが、それを意識するあまりもうひとつの大切な面を見落としていることが多い。
■□子どもに残るのは財産ではなく徳だけ□■
現代のような物質社会では、財産を残すのが最大の子どもへのサポートだと考えている人が多いが、それは大きな間違いで、えてして財産は子どもを不幸に落としこむことが多い。
生命体の波動や血が親子の間で受け継がれていくことを考えれば、なによりの財産は自然の法則にのっとった生きざまということになる。これにまさる財産はない。
よく〝人徳〟などといわれるが、たとえ失敗や人の迷惑になるようなことをしても、なんとなく憎まれない、「あの人なら……」と、自然に許されてしまうような人間がもっている一種の温かいムードであり、明るくて柔らかで、その人と会っただけでまわりの人までなんとなく気持ちのよい気分にしてくれるような人。生命体の波動が本来の姿のままに動き、エネルギーに満ちている状態、あるいはそれに近い状態で生きている人。そういう人がもつ生きざまである。
◆◇本書の目次◇◆
◆序章 家庭崩壊の時代
山村新治郎代議士惨殺事件に見る「家」の問題
子殺し親殺しは、なぜ頻発するのか?
問題はすべて親子関係にあらわれる
なぜ教育者の家庭に問題が多いのか?
「なぜ、こんなことに!?」は誰にも起こりうる
◆第1章 親とは何か、子とは何か?
子とは、あなたと大自然を結ぶひとつのキッカケ
子どもを産む責任、産まない責任
家庭とは親にとって人間完成の場
親子の出会いには法則がある
誰も知らない、親子をつなぐ「血」のほんとうの意味
アトピーなど子どもの病気は親の血の影響
足の裏を見れば子どもの将来が見えてくる
◆第2章 子どもの問題はすべて親がつくり出す
登校拒否は親の生きざまの結果
子どもがアトピーになる5つの理由
子に甘い親はいじめられっ子をつくる
親に水子があったら子どもは問題だらけ
足の小指が歪んでいる親の子は反抗しがち
親指が歪んでいる親の子は問題児に?
親になってはいけない親
左脳でつくった財産は必ず子どもに潰される
金を出すだけの親にはマイナスのツケがくる
◆第3章 理想の親子を築く法
アタマを取って生きること、それ自体が唯一の教育
高いところに自分を置くな
いい親になるよりダメ親になれ!
とにかく感情をむき出しにしろ!
子どもを殴れる親の生きざまにはパワーがある
子どもに顔を見せるな、背中を見せよ
登校拒否の子どもは心にダイヤモンドをもっている
成績不振の子どもにはよろこびを教えろ
右脳をいきいき活用せよ
「最低」こそ「最高」を教えられる親になれ
子どもに残るのは財産ではなく徳だけ
◆第4章 いまの教育では子どもは育たない
いまや無策でしかない教育の現場
左脳教育はアタマの駆け引きを優先させる
お金をかけてもほんとうの大物は育たない
誰も気づかない〝やる気〟のメカニズム
子どもをやる気にさせるエネルギー開発法
自分との競争心が子どもの能力を飛躍的に伸ばす
子どもを大物にする超右脳開発
コンピュータ時代こそ重要な右脳
自分を正しく使える教育とは?
ビートたけしきょうだいを育てた母親は大物
◆体験実例 私たちはこうして親子関係の地獄から救われた
突然噴き出した家庭内暴力の隠された意味
母子相姦まで引き起こした生命体の狂い
父親の「観い」が爆発させた家庭内暴力
夫婦関係にあった登校拒否の原因
有能な科学者になったオール1の劣等生
資産家の親子を襲った恐るべき悲惨
自分を捨てて子どもを救った奇跡